ブログ / 完成住宅見学会、構造見学会、モデルハウス見学など

「完成」

完成です!
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塗装は特注色の「Mountain Moss」です。カメラマンのご主人のこだわりでした。
奥様が「蔦の絡まった木のお家」というイメージをお持ちだったので、木部の塗装色はあえて「クリアー色」としています。外構はご自分でされるとの事でしたので、このままでお引渡しています。

1階は、
キッチンからの眺めです。
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リビングからの眺めです。
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キッチンは、「GRAFTEKT社」です。 http://graftekt.jp/
面材は、「高圧メラミン」なので無垢の住宅と喧嘩するかな・・・と心配だったのですが、予想以上に合いました!
ヒノキには、ちょっと濃いめの「ブラウン色」がお薦めです。
実際にお使いの方々に伺うと使い勝手は良いようです。
「汚れをふき取りやすくお手入れが楽」 「ソフトクローズ機能や扉を開閉する時に金具の高性能さを感じる」
さすが、TAJIMAのキッチンですね。
同素材の家具もありますよ。座面のクッションは硬めで気持ちがいいです。

2階は、
主寝室以外はひと続きです。
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イサム・ノグチの照明を設置しました。
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将来間仕切る事もできますし、家具で緩く仕切ってもいいですね。
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主寝室はロフト付です。
側面にアクセントクロスを貼りました!珪藻土入のクロスです。
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無事完成しホッと一安心です。
お二人のお子さんとお友達が広い2階をグルグル駆け回っているそうです♪

「上棟」、「木工事」

もう既に完成している「湘南LO-CO」vol.5 通称「ロクロクハウス」ですが、工事の過程(続き)を駆け足でお伝えしたいと思います。

「1階床」が出来上がり、いよいよ「上棟」です。
この日は他の現場の棟梁も集まり、大工総出で1,2階の柱・梁、屋根下地までを一気に組み立てます。


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1階の柱を立て、梁を組んでいきます。
「湘南LO-CO」は外周と屋内の2本の大黒柱で構造が成り立つよう計算しています。
4隅と大黒柱は、15㎝角。 写真中央の梁断面も15㎝×30㎝の大きさです。 集成材は使用しません。
この木造の骨太な構造体を室内から眺めて味わえる、という事は「湘南LO-CO」の醍醐味の1つではないでしょうか。


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先程の梁に直交して一回り小さいサイズの梁を3尺(91㎝)間隔で架け、更にその3尺の間を小さな梁で繋ぎます。 その上に床下地の「スギ無垢パネル」を施工します。
この「スギ無垢パネル」が1階天井も兼ねています。 こちらが「湘南LO-CO」の大きな特徴の1つです。


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2階も同様に柱を立て梁を架けます。 
「湘南LO-CO」の2階はスロープシーリングです。屋根の端部に「桁」、頂部に「棟木」、その中間に「母屋」といった構造材を架けます。その部材の間をを繋ぐように「登り梁」を直交させて3尺間隔で屋根の勾配なりに斜めに架けていきます。


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更にその3尺の間を小さな梁で繋ぎ、その上に「スギ無垢パネル」を施工し、これが2階の天井となります。


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今度は、2階の天井となった「スギ無垢パネル」の上に「垂木」という部材を1尺5寸(45.5㎝)間隔で施工します。


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そして、垂木と垂木の間に断熱材を納めていきます。厚さ50ミリのスタイロフォームです。写真の断熱材が見えない部分は、軒やケラバです。


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断熱材を施工し終わったら、その上に合板を張ります。
その際は、断熱材と合板間に空間ができるように施工します。屋根の中の、太陽光に熱せられた空気を外に逃す経路を確保する為です。断熱材よりも「垂木」の高さ(厚み)を大きくする事で確保しています。 


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「上棟」時では、屋根の頂部まで合板を隙間なく張り、その上に防水の為にアスファルトルーフィングを施工して終わります。
後日、屋根の仕上材ガルバリウム鋼板を施工する際に、棟換気の部材を施工し熱溜りの出口を確保します。

上棟が過ぎると、担当の「棟梁」一人の作業です。

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外壁にサッシや断熱材を取付けます。
柱の室内側に胴縁を取付けて、石膏ボードを施工します。この際、柱は見えなくなりますが4隅の柱は、サイズが大きいので、一部残ります。完成写真で確認してみて下さい。これが良いアクセントとなっています。

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屋外も「無塗装サイディング」が張られ、外壁塗装の下地ができました。
屋内も左官屋さんの珪藻土塗を待つばかりとなりました。

「土台敷き」

先日基礎の施工を完成させた「ロクロクハウス」。
次は、「土台敷き」となります。
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「土台」は神奈川県産材の桧材120×120㎜を使用しています。
健康面に配慮し、薬剤による防蟻処理は行っていません。

基礎の立上りは巾が150㎜で、通常より少し大きくできています。
その上に、「基礎パッキン」という部材を敷いて、その上に「土台」を敷きます。
「基礎パッキン」は全面ではなく、隙間を開けて敷きますので、
基礎の湿気から「土台」を遠ざける効果があります。

「土台」に縦に刺さっている部品は、「ホールダウン金物」と呼ばれる物の一部です。
「基礎」と「柱」を緊結し、「柱」の引き抜きを防ぐ、重要な金物です。


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「土台」、「大引」が910㎜間隔で綺麗に施工されました。
棟梁が作業しています。 鋼製束を設置して床を支えている様子を確認できます。


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完成した「土台」、「大引」の上に床下地を施工して「1階床」を造ります。
床下地として、「スギ無垢パネル」を使用します。
この建材は、「湘南LO-CO」の特徴的な材料です。
厚さ24ミリの無垢板で、板と板の継ぎ目にしか接着材を使用していません。
合板の約1/30以下の使用量だそうです。

これで、足元の安全性も高まり、今後の工事の施工性も上がります。
雨に濡れないように養生し、次の工程「上棟」を待ちます。

「基礎完成しました!」

「湘南LO-CO」vol.5 の「ロクロクハウス」の基礎が完成しました!
こちらです。
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「べた基礎」ですので、床下前面がコンクリートで覆われています。
このコンクリート全面で荷重を地盤へ伝えますので、不同沈下にも安心です。
また、厚めの防湿シートも施工していますので、床下からの湿気対策ともなります。

そして、特徴的な事は、床下がひと続きの空間になっている事です。
一般的な造り方では、壁で隔たれていて、いくつかに分かれている事が多いです。
「その壁が省略されて、弱くなっているのでは?」と質問を受けることもありますが、省略されている訳ではなく、コンクリート面の下に「地中梁」として存在しています。
この「地中梁」にする事によって、床下を移動する時に必要な「人通口」という穴を開ける必要が無くなります。
これにより強固な「基礎」となっている訳です。

 こちらが、「地中梁」の配筋の様子です。(基礎完成の写真とは、撮影方向が異なります。)
 縦横に走っています。
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 また、床下がひと続きの空間になっている事で、通気性もUPしています。
 手前と奥の2カ所に丸い「換気口」設置用の穴を確認できます。
 ちなみにこれから施工される「換気口」ですが、13℃を境に膨張するオイルによって、自動で開閉する特殊な部品を使用しています。

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 基礎中央付近に、短い円柱が2本立っていますが、こちらは、大黒柱を支える独立型の基礎です。
 「大黒柱」は、2本です。将来間取り変更をする際も、この2本の柱だけは位置固定となります。
 その他の間仕切壁は、移動しても構造上成立つようになっています。

 さらにこの基礎には、「断熱」も施しています。
 写真を見て頂くと、外周部の立上り内側に薄水色の断熱材が施工されている事を確認できます。
 基礎上端部の小口を見た方が分かり易いかも知れません。

 工事が進むと中を確認しづらい「基礎」ですが、
 「湘南LO-CO」は、「基礎」にもたくさんの工夫があります。
 この後の工程には、「土台敷き」や「上棟」があります。
 今後のレポートもお楽しみに。

「湘南LO-CO」 工事開始!

 スタッフのKです。
 気温が30度を超す日も出てきました。
 皆さん、如何お過ごしですか。

 雨の中行われた「湘南LO-CO」訪問ツアーから早1か月が経ちました・・。
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 そして、また新たな「湘南LO-CO」が誕生します!

 鎌倉に「湘南LO-CO」vol.5 を建設する事となりました。
 このお宅は、来年3カ月間お借りする事も決まっています。
 気になる方は、是非見に来て下さいね!

 もちろん、構造見学会や完成見学会も行います。
 ブログでも現場の様子をお届けしていく予定です。
 詳しくは、現場日誌にて。
 KMY邸

 このvol.5のお宅に、お施主様が愛称を付けて下さいました!
 「ロクロクハウス」です!!「6」はお二人にとって、特別な数字なのだそうです!
 その「ロクロクハウス」の現状は・・
 地鎮祭も無事終わり、「地縄」を行った状態です。
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 今後もUPしていきます。お楽しみに。