藤沢T邸(28坪タイプ)完成
藤沢T邸が完成しました。
藤沢T邸が完成しました。
完成です!
塗装は特注色の「Mountain Moss」です。カメラマンのご主人のこだわりでした。
奥様が「蔦の絡まった木のお家」というイメージをお持ちだったので、木部の塗装色はあえて「クリアー色」としています。外構はご自分でされるとの事でしたので、このままでお引渡しています。
1階は、
キッチンからの眺めです。
リビングからの眺めです。
キッチンは、「GRAFTEKT社」です。 http://graftekt.jp/
面材は、「高圧メラミン」なので無垢の住宅と喧嘩するかな・・・と心配だったのですが、予想以上に合いました!
ヒノキには、ちょっと濃いめの「ブラウン色」がお薦めです。
実際にお使いの方々に伺うと使い勝手は良いようです。
「汚れをふき取りやすくお手入れが楽」 「ソフトクローズ機能や扉を開閉する時に金具の高性能さを感じる」
さすが、TAJIMAのキッチンですね。
同素材の家具もありますよ。座面のクッションは硬めで気持ちがいいです。
2階は、
主寝室以外はひと続きです。
イサム・ノグチの照明を設置しました。
将来間仕切る事もできますし、家具で緩く仕切ってもいいですね。
主寝室はロフト付です。
側面にアクセントクロスを貼りました!珪藻土入のクロスです。
無事完成しホッと一安心です。
お二人のお子さんとお友達が広い2階をグルグル駆け回っているそうです♪
もう既に完成している「湘南LO-CO」vol.5 通称「ロクロクハウス」ですが、工事の過程(続き)を駆け足でお伝えしたいと思います。
「1階床」が出来上がり、いよいよ「上棟」です。
この日は他の現場の棟梁も集まり、大工総出で1,2階の柱・梁、屋根下地までを一気に組み立てます。
1階の柱を立て、梁を組んでいきます。
「湘南LO-CO」は外周と屋内の2本の大黒柱で構造が成り立つよう計算しています。
4隅と大黒柱は、15㎝角。 写真中央の梁断面も15㎝×30㎝の大きさです。 集成材は使用しません。
この木造の骨太な構造体を室内から眺めて味わえる、という事は「湘南LO-CO」の醍醐味の1つではないでしょうか。
先程の梁に直交して一回り小さいサイズの梁を3尺(91㎝)間隔で架け、更にその3尺の間を小さな梁で繋ぎます。 その上に床下地の「スギ無垢パネル」を施工します。
この「スギ無垢パネル」が1階天井も兼ねています。 こちらが「湘南LO-CO」の大きな特徴の1つです。
2階も同様に柱を立て梁を架けます。
「湘南LO-CO」の2階はスロープシーリングです。屋根の端部に「桁」、頂部に「棟木」、その中間に「母屋」といった構造材を架けます。その部材の間をを繋ぐように「登り梁」を直交させて3尺間隔で屋根の勾配なりに斜めに架けていきます。
更にその3尺の間を小さな梁で繋ぎ、その上に「スギ無垢パネル」を施工し、これが2階の天井となります。
今度は、2階の天井となった「スギ無垢パネル」の上に「垂木」という部材を1尺5寸(45.5㎝)間隔で施工します。
そして、垂木と垂木の間に断熱材を納めていきます。厚さ50ミリのスタイロフォームです。写真の断熱材が見えない部分は、軒やケラバです。
断熱材を施工し終わったら、その上に合板を張ります。
その際は、断熱材と合板間に空間ができるように施工します。屋根の中の、太陽光に熱せられた空気を外に逃す経路を確保する為です。断熱材よりも「垂木」の高さ(厚み)を大きくする事で確保しています。
「上棟」時では、屋根の頂部まで合板を隙間なく張り、その上に防水の為にアスファルトルーフィングを施工して終わります。
後日、屋根の仕上材ガルバリウム鋼板を施工する際に、棟換気の部材を施工し熱溜りの出口を確保します。
上棟が過ぎると、担当の「棟梁」一人の作業です。
外壁にサッシや断熱材を取付けます。
柱の室内側に胴縁を取付けて、石膏ボードを施工します。この際、柱は見えなくなりますが4隅の柱は、サイズが大きいので、一部残ります。完成写真で確認してみて下さい。これが良いアクセントとなっています。
屋外も「無塗装サイディング」が張られ、外壁塗装の下地ができました。
屋内も左官屋さんの珪藻土塗を待つばかりとなりました。
明けましておめでとうございます。
すっかり、ご無沙汰になってしまっているブログですが、
心機一転また皆様にお届けしたいと思っています。
今年もよろしくお願いいたします。
現在、3棟の「湘南LO-CO」を見学可能です!
・vol.5 は鎌倉にて完成済み。3月中旬まで見学可能です。
TJM社の「家具のようなキッチン」も見ることができます。
また、ギャベの販売も行います!オーナー様サービスの一環なのでとてもお得。
・vol.6 は藤沢にて建設中。Mr.Maxの近くです。
現在、吹抜の根太床を施工中です。
・vol.7 は茅ヶ崎にて建設中。
現在、断熱材などの壁の中の部分も確認する事ができます。
気になる方は、ご連絡下さい!個別にご案内いたします。
先日基礎の施工を完成させた「ロクロクハウス」。
次は、「土台敷き」となります。
「土台」は神奈川県産材の桧材120×120㎜を使用しています。
健康面に配慮し、薬剤による防蟻処理は行っていません。
基礎の立上りは巾が150㎜で、通常より少し大きくできています。
その上に、「基礎パッキン」という部材を敷いて、その上に「土台」を敷きます。
「基礎パッキン」は全面ではなく、隙間を開けて敷きますので、
基礎の湿気から「土台」を遠ざける効果があります。
「土台」に縦に刺さっている部品は、「ホールダウン金物」と呼ばれる物の一部です。
「基礎」と「柱」を緊結し、「柱」の引き抜きを防ぐ、重要な金物です。
「土台」、「大引」が910㎜間隔で綺麗に施工されました。
棟梁が作業しています。 鋼製束を設置して床を支えている様子を確認できます。
完成した「土台」、「大引」の上に床下地を施工して「1階床」を造ります。
床下地として、「スギ無垢パネル」を使用します。
この建材は、「湘南LO-CO」の特徴的な材料です。
厚さ24ミリの無垢板で、板と板の継ぎ目にしか接着材を使用していません。
合板の約1/30以下の使用量だそうです。
これで、足元の安全性も高まり、今後の工事の施工性も上がります。
雨に濡れないように養生し、次の工程「上棟」を待ちます。