未来の暮らしは「クリエイティブ」に!
アースファクトリー事業部の高橋です。だいぶ前のことになってしまいますが、5月30日に「yadokari(ヤドカリ)」というグループが主催するイベントに参加してきました。
「未来の住まい方会議 vol4 未来の家を考えること」
yadokariは、いまではしっかりとした組織になっていますが、2012年に建築とはまったく関係のない二人の若者が、世界中の「タイニーハウス(小さな家)」を紹介するサイトを立ち上げるところからスタートします。このサイトでは、小さくても移動できる家など、もっと幸せな暮らし方や働き方が可能になるアイディアやヒントとなる住まいを紹介しています。
はじめは本来の仕事があるので、仕事が終わった後に、夜な夜な記事を書いていたようですが、とにかく熱意を持って2人で毎日書き続けるということをひたすら続け、今やひと月に100万人以上が訪れるサイトに成長しているそうです。そして、関わる人も増え、実際に建てる小屋の開発や様々なイベントの企画など、その活動範囲はどんどん広がっています。
おそらく今の家や暮らし方で本当にいいのかと、疑問に思う人たちがたくさんいるということなのでしょう。
自分もyadokariのサイトは良く見ていて、刺激を受けた記事がたくさんあります。
今回5月30日のイベントの内容が記事になり、動画で視聴も可能になったので、それを機にブログで紹介したいと思いました。
イベントのメインは土谷貞雄さんという方で、無印良品の家の開発や「HOUSE VISION」という大きな住宅イベントの企画・プロデュースなどされてきた方です。
無印、HOUSE VISIONというと原研哉さんの名前がいつもでてくるので、正直あまり知らない方でしたが、とてもいい話が聞けました。
湘南LO-COを含めたLO-COシリーズでは、「クリエイティブ」が重要なキーワードとなっていて、特に昨年からスタートした「LO-CO HUT」というシリーズでは、さらにその重みが増しています。これからの暮らし方を考える時に、この言葉が大切なキーワードになってくると思います。
土谷さんはイベント中でmulti creative societyという言葉を使い、非日常的な刺激ではなく、「日常」をクリエイティブにしていくことこそ、未来の豊かな暮らしつながると語っています。
「未来の暮らしというのは結局、生活の中に『創造性・クリエイティブなこと』があるということではないかと思います。今世紀の最大の課題は、全ての人がクリエイティブであれ、ということなんですよ。」
「クリエイティブ」によって、個人の暮らし方から、家族のコミュニケーションも変わってくるし、今は自然災害とかいろいろなことが身近に起きて、立ち直れないようなこともあるけれど、そこから立ち上がっていく力も「クリエイティブ」な暮らしが育ててくれると思います。
そして、もうひとつ気になったキーワードが「暮らしの美意識」
土谷さんは、ただ単に合理性やスピードを求めるのではなく、面倒なこともあるけれど、こういう風に生きていく、暮らしていくというルールを自分で決めて、守っていくことだと語っています。
自分なりの「暮らしの美意識」が育てられるような家ならば、豊かな日常を手に入れられるはずですね。
ご興味のある方は、動画まで見なくていいと思いますが、ぜひyadokariの記事をご覧ください。また、その他の記事もちょっとのぞいて見てください。
http://yadokari.net/video/66766/
また、LO-CO HUTのサイトもご覧ください。
https://www.earth-web.com/
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