LO-CO HUT「暮らしを豊かに、人生が変わる住まいを!」
明けましておめでとうございます。アースファクトリー事業部の高橋です。
今年もよろしくお願いいたします。
2018年に2棟のLO-CO HUTシリーズと言える住まいの建築を経て、細かな仕様なども決まりました。
そして、実際に住まいの暮らしぶりを見て、2棟のオーナーを招いての座談会で話を聞き、私たちがLO-CO HUTで目指すところに、確実に近づいているという感触を得ることができました。その辺りの振り返りも含めて、ブログを数回に分けて書きたいと思います。
座談会では、「家に帰るのが楽しみで、人生が変わったような気がする」というお話が聞けました。
少しオーバーに言ってもらっているところもあるかもしれませんが、実際に数年、数十年たった時に「あれから人生が変わった」と言ってもらえる家を、私たちは真剣に造りたいと思っています。
それを、資金にかなり余裕がある人が造る豪華な家ではなくて、一般的な資金レベルの普通の人が建てる家で実現したいと思っています。
まず、「日本の家は、普通の人の暮らしを豊かにしていないのではないか、社会を豊かにしていないのではないか」という思いがあります。
①イニシャルコスト(建築費)、ランニングコスト、メンテナンスコストが高い。
②自由なようで、本当の意味での自由度は低い。注文住宅といっても、間取りも含めて既存の枠組みの中
住まいは造ってもらうもの、住まいの主権は造り手側に。
③コミュニティを作らない。関係性を豊かにしない。(関係=家族、友人、近隣、日本・・・・・)
④作っては壊しで、社会の資産とならない。環境にも良くない。
「暮らしを豊かに、人生が変わる住まいを造りたい」これが目標
①この家に住めば、快適で住み心地がよく、性能的にも資金的にも将来に渡って困ることはないだろうと思える安心感
②この家に住めば、考えること・つくることなど、DIY精神でわくわくと「家仕事」を楽しむことができる。
自分たちらしいライフスタイルや生き方を自分たちで見つけ、表現できる場所となる。
住まいの主権は、住まい手側に。
(ただし、基本性能に関わる部分など、こちらで決めた方が良い部分は、こちらで決めて、自由な部分とのメリハリをしっかりと付けています。)
③この家に住めば、家族をはじめ、様々なコミュニティとつながれる可能性がある。
④長持ちして社会的な資産となる。未来の環境にも貢献できる。
ポイントは、人生を変えてもらうのではなくて、「自分たちで変える」ということ。=大きな意味でのDIY精神。
私たちは、それができる舞台としての住まいを造りたいと考えています。