住まいと向き合う姿勢と「LO-CO HUT」
現在、本社近くでLO-CO HUTの1号棟 藤沢S邸を建築中です。
先日、施主さんとご両親を含めて、木工事中間段階での立会検査を行いました。
2階を先行して工事を進めているので、2階は板張りやモイスの施工もかなり進み、完成をイメージできるくらいまで進んでいます。
みなさんから「わー」っと声が上がったのは、白く塗装された板が壁に貼られているのを見た時です。
以前ブログでもご紹介しましたが、この板は施主さんが、当社スタッフのサポートのもと塗装を行ったものなのです。白塗装してからふき取りを行っているので、塗装のむらはあまりなく下の木目が程よく出ていて、かなりいい感じに仕上がっています。施主さんも大変満足な仕上がりとなっていました。
Earth Factory事業部が推し進める「LO-CO HUT」と、住宅事業部の「アースハウス」の大きな違いは、「住まいと向き合う姿勢」にあると思っています。
職人によって細部まで造り込まれた完成品がいいと思う人と、自分も家づくりに参加してみたい、完成してからもDIYやメンテナンスを積極的にやってみたいという人、これはどちらがいいということではなく、それぞれに住まいの楽しみ方があると思います。
たとえばお好み焼きもプロの料理人が作って、焼き加減や見た目も完璧なお店もあれば、自分たちで焼いてみんなで作ることから楽しむお店もあります。それぞれの良さがあり、プロが作ってくれれば安心ですが、自分で作る場合は使う素材と作り方で大きく味も見栄えも変わってきてしまいます。でも、お店がいい素材を用意して、作り方のアドバイスもしてくれれば、失敗する可能性はかなり少なくなります。
Earth Factory事業部は、「もの造り」に対して前向きな姿勢で向き合う人をサポートしていきたいと思います。そのために、工程を含めて工事に参加しやすい部分で、扱いやすい素材を検討して、きれいに仕上がるようなメニューを増やしていきたいと思います。
私たちが少しでも家づくりに参加していただきたい思っているのは、造る時の住まいと向き合う姿勢が、住み始めてからの気持ちにも大きく影響してくると考えているからです。自分たちで、手を加えて住まいを育て、メンテナンスしながら長く住み続けてもらうための第1歩を、安全に踏めるようにサポートしたいと思います。
ちなみに、LO-CO HUTはDIY対応型とうたっていますが、少し参加してみたい、後から棚を作って付けてみたいという人から、内装はかなり自分でできるからハーフビルドで引き渡してくれればいいという人まで、DIY度の対応の幅はかなりあります。当社の外張り断熱の実績と認定等を活かし、それが可能な建築システムを採用しています。
ご興味のある方は、ぜひお問い合わせください。
10月27日(土)には仮のWEBページも公開予定です。
尚、建築中の藤沢S邸は、11月11日(日)13:30~15:00に説明会&見学会(一斉案内)。
11月17日(土)18日(日)10:00~17:00に完成見学会(個別案内)を予定しております。
ぜひ、見学会にもご参加ください。