アースファクトリー事業部 スタート
弊社では組織的に、4月21日付で新しい年度がスタートすることになっており、アースファクトリー事業部という新しい事業部がスタートしました。
アースファクトリーという言葉は、12~13年くらい前に当社が取得した商標で、職人・社員・施主など住まい造りに関わる人々が、手仕事によるもの造りの心を大切に、住まい造りを行っていく場といったイメージで使われていました。まとまって一つの工場があるわけではなく、建築中の現場や製材所、家具職人の工房など、それらが集まった総体を、アースファクトリーと呼んでいました。
高度な職人技を必要とする住まいを造る一方で、極端な場合、家はセルフビルドだっていいんだというスタンスも取っていました。DIYの塗り壁ワークショップを開催して旧モデルハウスの壁を塗ったり、実際に床張りなどを含めて、かなりの内装工事をご自身でやられた施主さんもいました。
2010年の新コンセプトハウス建築以降、当社では美しい空間や納まり、高度な職人技に磨きをかけ、住宅の質をさらに上げることに励んできました。そして、これからもより高いレベルへ進んでいくことは確かです。
しかし、一方で、アースファクトリーが提唱していた施主や一般の人も、いっしょにものづくりに参加したり、考えたりすることも、これからの住まいや住環境を考える上でとても大切なことです。
そこで、神奈川エコハウスとして「環境志向の家づくり」という根っこの大切な部分は変わらずに、違った方向性も挑戦していこうということで、住宅事業部とは別にアースファクトリー事業部が発足しました。
事業部まで別けたということは、根っこは同じでも伸びる方向性は異なります。
手を動かしたり、頭をひねったり、施主の積極的な参加と、私たちや職人とのコラボレーションがアースファクトリーのポイントです。そして、アースファクトリーを中心としたコミュニティーを育てていきたいと考えています。
アースファクトリー事業部の企画、第一弾は新シリーズの「LO-CO HUT」です。
これは、「湘南LO-CO」をアレンジし、住宅の内装の自由度をかなり高めた住宅シリーズです。
詳細は、明日以降発表していきます。
Earth Factory 高橋