「土台敷き」
先日基礎の施工を完成させた「ロクロクハウス」。
次は、「土台敷き」となります。
「土台」は神奈川県産材の桧材120×120㎜を使用しています。
健康面に配慮し、薬剤による防蟻処理は行っていません。
基礎の立上りは巾が150㎜で、通常より少し大きくできています。
その上に、「基礎パッキン」という部材を敷いて、その上に「土台」を敷きます。
「基礎パッキン」は全面ではなく、隙間を開けて敷きますので、
基礎の湿気から「土台」を遠ざける効果があります。
「土台」に縦に刺さっている部品は、「ホールダウン金物」と呼ばれる物の一部です。
「基礎」と「柱」を緊結し、「柱」の引き抜きを防ぐ、重要な金物です。
「土台」、「大引」が910㎜間隔で綺麗に施工されました。
棟梁が作業しています。 鋼製束を設置して床を支えている様子を確認できます。
完成した「土台」、「大引」の上に床下地を施工して「1階床」を造ります。
床下地として、「スギ無垢パネル」を使用します。
この建材は、「湘南LO-CO」の特徴的な材料です。
厚さ24ミリの無垢板で、板と板の継ぎ目にしか接着材を使用していません。
合板の約1/30以下の使用量だそうです。
これで、足元の安全性も高まり、今後の工事の施工性も上がります。
雨に濡れないように養生し、次の工程「上棟」を待ちます。